少々値が張るが甲州印伝を材料に携帯電話のケースを作ってみた。古典柄ではなく黒い鹿皮に白いドットの格子模様がモダンな感じ。裏地は正絹のストライプ柄・・・伝統柄なのだけれど、これもわりと線の色を見ると赤や青と意外に古い感じがしない。縫製に使ったのは、あえて黒ではなく刺繍用の紺色の麻糸。封をするための紐は麻糸を撚りあわせ太くした。留め具は珊瑚と銀。ネックレス等に使う珊瑚は穴が小さいのでリューターで穴を拡大している。今回は、銀の留め具は有りあわせのものだが、次に作る時はコスト高だが銀粘土で少し根付のような造形にしようかとも考えている。大きさはiPhoneがすんなり入る程度、カラビナでジーンズにぶら下げても様になる。なかなか格好良いではないか。
甲州印伝のユニバーサル携帯ケース
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