へぇーーーっ。

tamoto

先々月姉のところに寄った時に「なんかに使って・・」と頂いてきていた着物。面倒になって放置していたが、再利用のためにようやくにバラす。糸切りバサミなどがないので、使い慣れた革包丁を使う・・・慣れてはいるものの、気がつくとほんの少し当たって痒いと思ったらた切れて血が出ていた・・・ちょっと油断すると危ない。机に出ていた他のものにも血がついたりすることもなくほっとする。 着物の袂をばらしていると、丸くなっている部分は切ってあるわけではなくて縫製して折り込んであるんだね。なるほど、こんな方法があるのかと感心してしまった。こういう構造だと,確かに繊維のほつれが少なくなる。白ボンド等で貼りあわせてしまっていれば、気にすることもないが・・・元々着物というものは、解してまた使うのが前提の着衣だから、非常に理にかなっている。和裁などやった事が無い私からすると、ちょっとした部分を見てもなるほどと感心させられてしまうところが要所要所にある。手縫いの和裁では、機械のミシンのように無駄に縫うと大変なる労力になる・・・縫製する部分は最小限に抑えられているが必要十分な強度はある。長い時間をかけて,作り上げられてきたもの簡潔さというものはすごいと思う。今の時代だからといって、こういったものは単純にはなくなってほしくないものだ。
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