これはSkypeの発信者番号を設定する画面なのだが、日本という選択肢はない。ちょっとしたことなのだけれど、日本という国の様々なシステムがクローズドであるということを表していることの一つのようにも思う。特にNTTの体質が以前と比べれば改善されているとは思うものの、こうした画面を見るたびにSIMフリーにしたところで、細かなサービスが劣っていると感じてしまう。2・3年もすればほとんどがスマートフォンになることは確実だし、そうなってきたときにこうした通話システムとシームレスに接続できなければ意味がなくなってしまう。こと携帯電話というものに関しては、ネットと切り離すことが難しくなる。パケットへの課金というシステムは形骸化し始めていると考えられるし、無制限での回線への接続料金という考え方での課金システムにしなければどうしようもなくなるだろうと思う。どのようなサービスで課金していくか?サービスに対する正当な料金体系か?その辺がこれからますます難しくなっていくのではないだろうか。
ちょっと目についたので、Skypeのことを取り上げたのだけれど、様々なフリーウェアやシェアウェアなどを購入したときに日本語にローカライズされていないことがけっこう多い・・・日本語よりも使われている人口が少ない言語に翻訳されていても・・・という状況もよく見かける。別に日本語でなくてもなんとかなるわけだけれど、日本語しいては日本人のウェイトが軽く感じられていると思われてしまう。それが残念に思えて仕方ない。
まあ、そのおかげで残っているものも多いわけだが・・・