
有機的でもあり、Star Warsのドロイドの動きのようでもある。気になる展覧会だったので「Theo Jansen展」を観に銀座へ。
作品はいいのに、展示スペースが×。イメージとしてはどう考えても、博物館とかそういった箱が馴染む作品なのに、悲しいかな「日比谷パティオ」・・・
テオヤンセン自身が化石と呼んでいる、「死んで化石になった砂浜生物」は、石の建物の中がふさわしい雰囲気。やはり「生きている砂浜生物」は、ムービーの中にあるようにオランダの砂浜が似あうのだろうとも思う。
プラスチックが床を引っ掻く音。こすれる音。翅がばさつく音。動きとともに音が効果的に聞こえるような広いスペースとか・・・展示スペースさえもっと考えて作られていたなら、どれほど印象の違う展覧会だったろうかと考えてしまった。もったいない展覧会だ。
・・・こんなことを書いてしまったが、あの動き。あの音。みる価値はある。(それでも展示スペースがあれなので、入場料1500円は高すぎでしょう。)