
年越し蕎麦,冷たい蕎麦をあったかい鴨だしのきいた濃いつけ汁でいたたく。合鴨の強い味と油がうまい。今年も蕎麦は松屋。素人が,温かい蕎麦を上手く茹で上げておいしく食べるのは至難の業。自分で茹で出て食べるなら,蕎麦はこの時季の冷たい水でしめて,温かいつけ汁で食べるが一番うまい。
以前から不満が募っていたS社の携帯・・・うんざりしていたので変更した。これ以上設備投資よりも自社の宣伝には大枚を使っているような会社にはびた一文払うつもりはないので,ばかばかしいオプションのせいで「手切れ金10500円也」を払うことにする。納得はいかないが,7月までS社に月々払うよりも気分がいい。
買う頻度がすっかり少なくなってしまった近所の豆腐屋(ここの,にがり豆腐は美味いのだけれど,軟弱な私はついつい「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」のようにとろっとした豆腐を買ってしまうのだ。)へ厚揚げを買いにゆく。大晦日でもうとっとけないからといって「絹ごし豆腐」をいあただいてしまったので,ここの美味い「緑豆の生湯葉」を買うことにしたのだが,「もう終いだしお代はいらないよ。」などと言われてしまうと・・・これはもうたまらない。あまりに申し訳ないので少しだけでも渡して,来年はまた「にがり絹ごし豆腐を買いにくるようにするよ。おばちゃん!」と心に誓って温かい気持ちで家に帰る。
大晦日の日の外出の締めくくりには,うれしいできごとだった。
ちなみに「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」はうまいと思うが,同じものだったはずの「波乗り・・・」はどこぞの企業に買収されたせいでもうどうしようもない。味もすっかり・・・だし。企業人がこの豆腐に思い入れがないんだろう。なんにしろ,こころがない。