
人それぞれの見かたがあって,一つのことにも万華鏡のように様々な視点がある。それはそれとして・・・良いのだとおもう。ある人からどのように見えたとしても,それが全てではない。傍からみた風景と本人がみている風景は角度も違えばその時間の流れもちがう。様々な価値観があって,世の中はできていると思うし「同じものを見ている」と思っているのは単なる「思いこみ」であるかもしれない。それはそういうものだと思うし,それぞれ否定すべきことではない。それぞれに正しいのだ。さまざまな視点があって,それを許容することが世界をかたちづくるものだとおもう。
それを,己が自身の解釈でのみ決めつけたり対立として認識することに不幸がある。
絶対的な価値観などない。それぞれに大切だと思う価値観があるだけだ。
価値観を怪物にしてしまうか否かは,その人自身の問題だろう。
また,価値観を正しくつたえることも非常にむずかしい。
残念だと思い,歯がゆい気持ちになる。