具体的にはgfx.color_management.display_profileにシステム上のモニタープロファイル(キャリブレーションしたモニタプロファイル)を指定し,gfx.color_management.enabledをtrueに設定を変更。これでFirefoxを再起動すると,カラーマネジメントが有効になって画像を表示できるようになる。モニターのプロファイルがなければ,一般的なモニターはsRGBの範囲がほぼ表示領域なのでsRGBで代用してもよいだろうがその特性はモニターによって異るので再現性には限界があるだろう。
実際,試してみるとちゃんと機能しているようだ。
PhotoshopユーザーというかMacユーザーの中にはWeb用のデーターでもAdobeRGBを使ってしまっている人が多く(私自身も以前はAdobe RGBで作ってしまっていたのだが・・・認識の不足なのか,あえてMacユーザーのみを相手にしているのか微妙なところかもしれないが,Windows主流の世の流れはiccファイルでのカラー管理に冷たかった。)・・・メイン・ブラウザーとしてsafariではなくFirefoxを使っている身としては,なかなかよいではないか。問題点は,実装されたとは言えデフォルトの設定でも通常設定できる範囲ではないこと,ましてやIEに装備されたわけでもない。
どの環境でも単純に色が再現できて欲しいというだけなのだけれど・・・
ちなみにiccプロファイルを使用して表示できるシステムかどうかはここで確認できる。Macintosh版のsafari・Firefox・Camino(比較の画像は続きを見るから)。Windows版のsafariもどうやら対応しているようで,正しく表示することができるがMacintosh版と比較してもFirefoxと比較しても若干色が浅いようだ・・・??? safariの場合

Firefoxの場合

未対応ブラウザーの場合
