
革を使った小物や鞄の教室で使う革のメンテナンスなどに使うワックスやオイルは、これまで普通に売っているものをそのまま使っていた。ふと思い立って自分で配合したものを使うことにした。今回作ったのは蜜蝋とハーブオイルを使ったワックスと混ぜ物をしてカスタマイズしたミンクオイル。革の油分補給にはミンクオイルを使い。表面の保護とつや出しと撥水効果を持たせるのには、蜜蝋ワックスを使う。知っているひとは知っていると思うが、柔軟性を持たせるのに使うニートフットオイルなどは馬油のような匂いがする。用途も違うので比較しても仕方ないが、今回作ったものはいずれも良い香りがする。
蜜蝋は安く手に入れていたフィンガーボールを火にかけてを溶かしたが、ただ欲しいというだけで普段は雑多な小物を放り込んでいたものが珍しく実際に役に立った。ミンクオイルは革にしかつかえないが、蜜蝋ワックスは木材製品に使ったり他の用途にも使えてとても便利だ。