はじめのはじまり。

指ぬき ものを作るには道具が必要だ。実際に作業をして、はじめて何が必要なのか見えてくる。こればかりは、自分で使いやすいように工夫する他無い。道具というのは基本的にはそういうものだと思う。だから、同じものを使っていても、その人の癖によって使い込まれればカタチが変わってくる。・・・道具を使いこなすというのはそういうことなのだろう。

 革を縫いあわせる時に、使う指ぬきというか手に当てる革。・・・どんな形をしているのかも専用のものがあるのかも知らない。けれど、使っているのは裁縫用の物を見本に自分で作ったもので、革相手に使うものなので布用の物と比べるとしっかりした物で、中指に付けて使っている。ようやく、使い込まれた感じになってきた。かなり適当に半端な革から作ったものだがちょっとした相棒のような感覚になっている。たぶん修理しながら使い続けるのだと思う。新しい革を当てた時は、よそよそしい友人になってしまうかもしれない。それでも、きっと元のように手の中に収まってくれることだろう。


 革を扱うのに使っている道具といえば、基本的には身の回りにある物をそのまま革用の工具として使っている物が多い。なぜか水道用のクラッチ・レンチやパンチメタル、金物を加工するために使っている鉄床付きの万力、電動ドリル、はては、バラしたベッドの端材までが工具として使われている。これらの工具を並べてしまうと・・・とても革で何かを作る?というのは判らないだろうと思う。一つ一つの物は普通に売っているものだし、決して高価な物でもない。確かに物によっては使い込まれることで表情を持つ道具もあるだろうがそんなものばかりではない。それでも、集められた工具はそれぞれに理由があって、何がしかのパーツを作るのに使われる。私はそのパーツを寄せ集めて別の新しい形をあたえる。それは、まだまだ自在でこそはないけれどちょっと素敵なことだと思っている。

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